温度計用センサーについて考えよう
2019年4月24日 美味しさを維持するための温度管理

美味しさを維持するための温度管理

美味しいものを食べたいと思った時に食品の鮮度が重要です。

どんなものでも採れたてが美味しいのは当たり前です。でも、全ての人が収穫の現場にいるわけではありません。農家から発送、保管、陳列、購買といくつかの工程を経由して手にするケースがほとんどです。そこで大切なのが温度管理の徹底です。食品を腐らせないようにすることだけが温度管理の役目ではありません。品質を保つために最適な貯蔵温度は0度と言われています。一部の野菜では低温障害と呼ばれる現象が発生することがあります。

低温障害になると水っぽくなったり、柔らかくなってしまうことになって品質が悪くなります。これらの野菜は7度から8度が適当とされていて、冷蔵保存するよりは冷所での保管が適しています。代表的な野菜には、トマト、きゅうり、さつまいもなどがあります。温度管理は湿度を保つためにも重要です。湿度は温度によって大きく変化します。温度が下がれば湿度も低くなります。1度の差でも湿度は変わってしまいます。

水分が多くを占める野菜にとって湿気の低下は大きな障害となります。出来るだけ温度は一定になるように管理した方が長期間一定の品質で保管することが可能です。保管は収穫した時の状態をできる限り維持することが重要です。そのため農家から手元に届くまでの全ての工程で温度管理を徹底することが求められます。どこかで管理されていない温度になっただけで品質が低下して戻ることはありません。トータル管理が重要と言うことです。

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