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2019年6月24日 遵法以外のHACCPのメリット

遵法以外のHACCPのメリット

2021年までに適用が義務化されたHACCPですが、実施することで他にメリットはないのでしょうか。

規制への対応だけではなかなか始めるのに及び腰になってしまいます。すでに導入が済んだ企業の感想を見ると良かった点を知ることができます。HACCPは手順化して全工程の管理を行うので不良が減り、ロス率が少なくなると言う声があります。製品自体にも品質にばらつくことが少なくなったと言う点もメリットの一つです。良い製品を作ることができれば取引先の評価が上がります。

手順書にすることは、作業の見える化を促進することになり、従業員が何をすべきなのかが明確です。そして良い結果が得られることで達成感を感じることが増えてモチベーションが上がることも期待できます。せっかく作っても、廃棄されたり、同じようにやっているのに評価されないと言った不満が減ることは、働きやすさにもつながります。また、記録に残すことで改善が必要な点を見つけやすくなります。

効率よく実施できるようになれば無駄な作業が減り、負荷を減らすことが可能です。現場からの改善要望も出てくるようになれば活性化につながります。HACCPを始めるに当たって、手順が難しくて時間もかかるので本当はやりたくないと考える人もいます。でも、実際導入してみると、普段の作業を明文化するだけの作業で効率が上がることがわかって喜ぶケースも多くあります。せっかく取り組むなら多くのメリットが得られる方が良いでしょう。

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