温度計用センサーについて考えよう
2019年4月6日 常に温度管理を行う方法

常に温度管理を行う方法

自社の製品の温度管理を徹底して品質を維持したいと思ったときにその大変さに諦めてしまうことがあります。

社内においても複数の工程があり、都度温度を管理しなければならないのに、協力業者や運送サービスまで管理しようとなるとどれだけの契約をとりかわす必要があるのかわかりません。また、契約したところでそれがしっかりと守られているのか確認する方法がありません。そんな問題を解決できるのが、小型の温度管理ロガーです。定期的に記録が取れる温度計を梱包に同梱することで最後まで温度を計測することが可能です。

計測情報はweb上で常に確認できるので、範囲を超えたものがあれば直ちに発見することが可能です。品質が満たされていない製品を納品することなく、回収できるのもこのようなセンサーを利用するからです。医薬品などを提供する企業においては、品質の低下が健康状態の悪化につながる恐れがあります。そのため管理されている温度を逸脱しているものを納品すること自体が危険と言うことになります。

メーカーの責任としてそのようなことは避けなければいけません。契約上でいくら取り決めても実際に温度が守られているかは確認しない限りわかりません。梱包にいれておけば医薬品がさらされている温度を確実に知ることができます。最後まで責任を持って患者に届けることが可能です。有効性と安全性を確保するためにはトータルでの温度管理がとても重要と言うことです。

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